2011年12月14日

12月のあおぞらいちば

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今日12月14日(水)、緑が丘東部仮設住宅にて、今年最後のあおぞらいちばを行いました。

今日は昨日に引き続き“Inside Story Band”によるコンサートが行われました。
また、いつもと同様に生活用品の受け渡しが行われました。今回も冬物衣料が中心でした。

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寒い、郡山の冬に備えて、湯たんぽも渡されました。
(※福島県は、沿岸部と内陸部の気温の差が大きく、郡山市のある内陸部は、一番寒い時期だと氷点下7〜8℃くらいまで下がります。沿岸部は氷点下になる日は比較的多くありません。)

マッサージコーナー、喫茶コーナー、駄菓子コーナーに加えて、今回は工作コーナーを行いました。
工作コーナーでは万華鏡づくりを行いました。
喫茶コーナーは今回はよ〜く煮込んだ“クラムチャウダー”を準備しました。

12月に入りましたが、暖かい日差しが降り注ぎました。風もほとんどありませんでした。
おかげさまで、今回はすべてのプログラムを屋外で行うことができました。

屋外の集会所前に置かれた40台ほどのベンチはすべて埋まっていて、立って過ごしていらっしゃる方も多かったです。6月から仮設住宅での“あおぞらいちば”を行ってきましたが、今まででいちばん参加された方が多かったと思います。150人ほど、いらっしゃったでしょうか。

6月のあおぞらいちばでは、まだ錯綜とした状況、落ち着かない気持ちの中で行われていました。
物品を渡されたらすぐに家に帰る方も多く、輪になって談笑する雰囲気は少なかったように思います。

今は、プログラムの最後まで残ってくださる方もずいぶん多くなりました。
また、あおぞらいちばの準備や後かたづけも協力してくださる方もたくさんいらっしゃいます。
コスモス通り教会の教会員やバプテスト連盟の関係だと分かると、暖かく出迎え、話しかけてくださる関係が少しづつ作られてきたように感じます。

毎月1〜2回あおぞらいちばを行うことができたのは、日本バプテスト連盟に連なる教会・団体の関係者の皆様の物心両面にわたるご支援、ご協力によるところです。物資を送ってくださったみなさん、実際に郡山にいらしてくださったみなさん、メールやお手紙、お祈りで励まし支えてくださったみなさん、この1年間本当にありがとうございました。

来年1月のあおぞらいちばは1月26日(木)の午前中に行う予定です。
posted by コスモス at 17:51| 日記

クリスマスコンサートの様子をお送りします。

昨日、12月13日(火)19:30〜 郡山コスモス通り教会で、クリスマスコンサートを開催しました。アメリカやフィリピン、ブラジル、インド出身で、日本で働いている牧師の皆さんが結成したバンド“Inside Story Band”のみなさんによる演奏でした。

バンドオリジナルの曲あり、「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」などのポピュラーなクリスマスソングあり、「てぃんぐさぬ花」など沖縄民謡あり、「Amazing Grace」「This Little Light of mine」などゴスペルも。フィギュアスケートの荒川静香選手が使ったことで有名になった「You Raise me Up」も演奏されました。You Raise me Upも聖書の言葉を使って作られた歌なんですね… 余談ですが、意外と私たちが耳にする曲の中にも聖書の言葉がモチーフになっていたり、古くからのゴスペルだったりする曲も多いんですよ! 探してみてくださいね。

被災地支援ということもあり、急遽決まったクリスマスコンサートで、あまりお知らせすることもできなかったのですが40人あまりの方がいらしてくださいました。
なお、今日14日(水)は13:00〜 郡山市・緑が丘東部仮設住宅にて、“Inside Story Band”によるクリスマスコンサートを開催します。
どうぞよろしくお願いします!
posted by コスモス at 08:04| 日記

2011年12月13日

クリスマスコンサート

13日(火)の夜に当教会にてクリスマスコンサートが行われました。

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コンサートの様子その1。クリスマスにちなんだ曲やオリジナルの演奏を披露してくださいました。

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コンサートの様子その2。さんしん(沖縄三味線)を使っての沖縄民謡を披露してくださいました。

今回のコンサートは、音楽伝道隊のプロのバンドの方々が震災後の福島の事を覚えてくださり、はるばる沖縄から来てくださった事で開かれました。このコンサートを実施するにあたり、音楽伝道隊の方を含めご協力してくださった方々に改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

なお、このコンサートは明日に行われる緑ヶ丘仮設住宅への支援の際にも行われる予定です。
posted by コスモス at 23:59| 日記

2011年11月29日

世界祈祷週間を覚えて

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27日(日)の礼拝では、世界祈祷週間を覚えたアピールが行われました。

日本バプテスト連盟では、タイやルワンダに宣教師・ボランティアを派遣したり、シンガポールに伝道隊を派遣したりしています。そのように、国外の伝道や、戦争・紛争で傷ついた方の癒しと回復の働きに関わってくださっている方がいるということを、アピールの中で紹介されました。

また、国内での伝道についても紹介されました。現在“全国拠点開拓”として、沖縄県の那覇新都心伝道所が全国の教会の祈りと支えによって立ち上げられ、少しずつ集まる方も多くなってきているところです。数年後には現在の伝道所から教会として組織することを目指しています。

3年前までは、郡山コスモス通り教会も“全国拠点開拓”として多くのお祈りとお支えをいただいてきました。そして、2008年には財政面などでも支援されてきた“伝道所”から、自分たちで自立した歩みを進める“教会”として組織し、歩み始めました。伝道所から教会になるまで、実に20年以上の年月がかかりました。その間多くの方のお祈りとお支えがありました。そのことを確認するアピールの時間でもありました。

今までは与えられてきた歩みでしたが、これからは与え、差し出す歩みをしていきたいものだと思いました。
posted by コスモス at 07:38| 日記

2011年11月28日

アドベントの時を迎えて

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昨日の日曜日は、車のフロントガラスも凍り、ついに厳しい寒さがやってきました。

昨日の日曜日から“アドベント”の期間に入りました。
アドベントとは、イエスキリストのお産まれを覚えて、待ち望む期間のことです。

12月24日、25日のクリスマスイブ、クリスマスに向けて、お産まれをお祝いするためにいろいろな準備をしていく期間でもあります。


前の日曜日は特別集会だったわけですが、トーンチャイム・クワイアの練習は、休むことなく昨日の日曜日も行われました。

大人も子どもも混じって、クリスマスキャロルの練習をしていました。

12月18日のクリスマス礼拝、12月24日のクリスマス・キャンドルサービスの時に、演奏され捧げられる予定です。


今年のクリスマスは、特別なクリスマスになるのかなあと思います。

3月の東日本大震災、原発事故、9月の台風の被害…郡山も多くの災害や被害に遭いました。
正直、お祝いのムードではないのかもしれません。

でも、この郡山という場所で生かされ、過ごすことができていること、
支えられ、助けられ、励まし合いながら生活できていること、
一年間の与えられた恵みをみんなで確認し、数え、感謝して、明くる年に希望を持って歩んでいくこと、
そのためのクリスマスでもあるかもしれないと思います。

このアドベント、クリスマスへの時をぜひ多くの方で、一年間振り返りつつ過ごしたいと思います。
posted by コスモス at 07:07| 日記

2011年11月22日

11月のあおぞらいちば

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11月22日(火)に、11月のあおぞらいちばが行われました。
冬の足音はもうすぐ… 雪こそまだ降りませんが、吐く息は白く、吹く風はとても寒くなりました。
今日も生活用品を、特に毛布や座布団などをお譲りしました。

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今日もバプテスト連盟に連なる教会から多くの方が駆けつけてくださいました。
北は北海道から、南は福岡・佐賀・宮崎から、遠くはるばるありがとうございました。

今回もお汁粉が振る舞われました。2回、3回とおかわりしてくださる方も多かったです。
また、うたごえコーナー、プチ体操コーナー、マッサージコーナー、駄菓子コーナーなども行われました。
今回は、集会所に50、60人くらいの方が残って、一緒に歌ったり、おいしいものを召し上がっていってくださいました。
外は冷たい風が吹いていましたが、中はみなさんの熱気で暖かかったです。

次回のあおぞらいちばは12月中旬ころに予定しています。
posted by コスモス at 15:40| 日記

2011年11月20日

特別伝道集会二日目&その後

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特別伝道集会の二日目、礼拝で、昨日に引き続き奥村先生にメッセージしていただきました。

久しぶりにいらした方・赤ちゃん連れのご家族も集われ、多くの方々とともに礼拝することができ、感謝でした。

おいしいお食事を各自持ち寄っての愛餐会があり、心もお腹も満たされた一日でした。

奥村先生は、「礼拝中に聞こえてくる赤ちゃんの泣き声は、牧師の説教の間奏曲と思いましょう、こどもを教会で育めることは、教会の宝です」
とおっしゃいました。

教会で育まれ、大きくなった私たちの教会の小・中学生たちは、今回の特別伝道集会で、トーンチャイム演奏の中心となって奏楽の奉仕をしていました。

教会に通っているからといって特別な子供達ということではなく、やんちゃに跳び回って遊ぶ元気な子供達です。しかし、成長するにつれ、礼拝中子供達なりに礼拝の場に集い、メッセージを聞くようになって、信仰の芽が育てられたと思います。

そのような子供達の成長を見ることができる教会という場は、本当に素敵な場所だと思います。

教会は、そんな成長を子供達のものだけにはせず、大人も信仰によって練られ、成長できる希望のある場所だなと、改めて思いました。

集会のプログラムが無事守られたこと、感謝します。遠く北海道からメッセージに来て下さった奥村先生、本当にありがとうございました。
集会が終わり、12月のクリスマスに向けて、次週から「アドベント」という備えの時が始まります。

クリスマスを待ち望む備えの時、クリスマスの訪れる意味を噛み締めて過ごせたらと思います。
posted by コスモス at 22:28| 日記

2011年11月19日

特別集会一日目

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今日から特別集会が行われています。
講師は日本バプテスト連盟理事長・札幌教会牧師の奥村敏夫先生です。

トーンチャイムの特別賛美も行われました。
毎週日曜日の9:30から、教会学校・礼拝の前に少しずつ練習してきました。
トーンチャイムはハンドベルとも違って、暖かい優しい柔らかい音色が特徴です。

奥村先生のお話も、素晴らしいお話でした。

復活したイエス様に気がつかないで旅を続け、あ、あれはイエス様だったんだ、と後から気がつく聖書の場面のお話でした。
いつでも、どんなときも傍らにいる神様についてのお話をされました。

3・11の東日本大震災のお話にも触れられました。
宮城県沿岸での出来事で、ある年輩の女性の方が、避難するのに山の上のほうを目指していました。雪も積もっていて滑って思うように前に進みません。津波の水は背後に迫っていました。そんなとき、若い男性が、体を抱えて山の上まで押し上げてくれたそうで、無事に避難できたそうです。
その男性に、後からお礼が言いたい…でも、一瞬のことだったので、名前も聞けなかったし顔もよく見ていなくて手がかりもない…
まるで、あれは神様だったのか? という先の聖書のお話に重なるような経験をされたということでした。

神様は順境のときにはもちろん、逆境の時にも支えてくださる…そのことを改めて思いました。

明日も特別集会二日目が行われます! ぜひおいでくださいね!
心からお待ちしています。
posted by コスモス at 23:16| 日記

2011年11月18日

明日からの集会にぜひ!

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明日19日、明後日20日と土日にかけて、郡山コスモス通り教会の恒例行事“秋の特別集会”が行われます。
日本バプテスト連盟理事長・札幌教会牧師 奥村敏夫先生によるメッセージです。
テーマは「重荷をおろして」です。どのようなお話になるでしょうか、楽しみです!

聖書って分厚い本だし、書いてあることは難しいし、分からないなぁ…という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
おもしろくて分かりやすい、聖書のお話が聞けます! ぜひいらしてください。
日曜日には、講師の奥村先生を囲んで、お食事と歓談の時間(愛餐会)もあります。

22日(火)には11月のあおぞらいちばが行われます。(21日(月)はあおぞらいちばの準備会があります。)
場所はこれまでと同じ、緑が丘東部仮設住宅です。
日本バプテスト連盟の教会のみなさんが、支援物資をたくさんおくってくださっています。
もうすでに、教会の一つの部屋がほぼ満杯になりそうなくらい、物資が送られています。
物心両面のご支援をいつもありがとうございます!

今回のあおぞらいちばも、支援物資のお渡しとマッサージ、喫茶コーナー、そして、集まったみなさんといっしょに歌ううたごえコーナーを予定しています。
posted by コスモス at 12:30| 日記

2011年11月04日

祈りをつないで〜24時間連鎖祈祷〜

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左の方に明かりが灯っている部屋があります。コスモス通り教会の“祈りの部屋”です。
コスモス通り教会ではイースターの時(3〜4月)と特別集会の時(10〜11月)の年に2回、“24時間連鎖祈祷“が行われます。

11月4日(金)のお昼12時〜11月5日(土)のお昼12時までの24時間、“祈りのリレー”をしていきます。

1人ずつ交代交代で、祈りの部屋に入っていきます。
1人当たりお祈りをするのは30分〜1時間、長い方は2時間お祈りをされる方もいらっしゃいます。
祈りの部屋では、1人1人が、静まってお祈りをしていきます。

祈りの部屋には、“祈りのカード”が置いてあります。“祈りのカード”には、祈ってほしい内容が書いてあります。
お祈りをしたら、カードの裏面には時刻を記入します。その書かれた時刻が積み重なり、お祈りが重なっていきます。

祈ってほしい内容は様々です。教会に集うみなさんのこと、社会や地域の安全、世界の安定と平和、特別集会がいい時間になりますように…などなど。

今年は、3月に東日本大震災がありました。カードには、“青森・岩手・宮城・福島の被災地について” “原発の問題が収束するように” “11月に行われるあおぞらいちばがいい時間になりますように”など震災関連の内容もたくさんあります。

暗く寒い深夜も、日が昇って明るくなってからも…明日のお昼まで、20人あまりの祈りのリレーは続きます。

どうか神様に祈りが届き、祈りが聞かれますように…☆
posted by コスモス at 22:33| 日記

2011年10月31日

あおぞらいちば 10月(2回目)

10月29日(土)の緑が丘東部仮設住宅にて、あおぞらいちばが行われました。
朝は霧が出て一段と冷え込んでましたが、開催時刻の頃にはすっかり晴れ、まさに「あおぞらいちば日和」でした。

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青空市場の後半の様子。最初はブルーシートいっぱいに置かれてた衣類も大分なくなっており、ご好評だったようです〜

今回は、冬物の衣類メインに生活用品などをお譲りしました。
また、マッサージコーナーや喫茶コーナー、駄菓子コーナーも行われました。喫茶コーナーではどうやら焼き芋が振る舞われていたようです。土曜日の準備の時に漂っていた芳ばしい匂いの正体はこれのようです。

今回開催するにあたっては、日本バプテスト連盟に加盟している教会の皆さんからご支援いただきました。また、東京や神奈川の教会の方やタイで宣教をされている方もお手伝いに駆けつけてくださいました。
被災者支援の働きにお一人お一人が手を差し伸べてくださっている事を改めて実感しております。この場をお借りして改めて感謝いたします。




posted by コスモス at 15:47| 日記

2011年10月28日

あおぞらいちば 10月(2回目)の準備

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明日10月29日(土)に今月2回目のあおぞらいちばが行われます。

日中は暖かくさわやかで過ごしやすいのですが、朝晩はかなり冷え込むようになってきましたね。

今日は全国から送られた冬物衣料(セーター、コート、ジャケット、マフラー等)を中心に仕分け作業を行いました。

今日も東京や神奈川の日本バプテスト連盟に加盟している教会のみなさんが、お手伝いに来てくださいました。

仕分け作業だけではなく、大地震のためにゆがんで開きにくくなっていた教会のあちこちのドアをなおしてくださいました。

また、台所からは甘く芳ばしいいい香りが…

明日のあおぞらいちば・喫茶コーナーで振る舞われる“あるモノ”が作られていました。

前回はお汁粉でした。さて、今回は?

寒風が吹き始めるこれからの季節になると、よく食べられるようになる、

鹿児島県、宮崎県、徳島県等が特産の“あるモノ”です。


一人一人のみなさんが、それぞれの賜物を生かした働きをされていることに、
心から感謝いたします。いつも暖かいお支えをありがとうございます。
posted by コスモス at 22:27| 日記

2011年10月18日

10月のあおぞらいちば

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今日10月18日(火)は緑が丘東部仮設住宅であおぞらいちばが行われました。
今日は、文字通り青空!
さわやかな気持ちいい風が吹き抜ける中、あおぞらいちばが行われました。
今回も多くの方がいらしてくださいました。

今回は冬物衣料などを中心に生活用品をお譲りしました。
またこれまでと同じように、マッサージコーナー、喫茶コーナーも行われました。
さらに今回は、簡単な“3B体操教室”も行われました。
(教会員に、3B体操の指導員の方がいらっしゃるんです!)
3B体操の道具の一つ、ベルターを使って、音楽に合わせて体を動かしたり伸ばしたりしました。
多くの方が集会所の中で3B体操を楽しみました。

喫茶コーナーでは今回お汁粉が振る舞われました。
お汁粉も本当においしかったです。たくさんおかわりもしてくださいました。

笑顔がたくさんあふれたあおぞらいちばでした。

次回あおぞらいちばは10月29日(土)を予定しています。
posted by コスモス at 15:49| 日記

2011年10月11日

秋の香りがただよう中で…

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もう10月、秋も深まってきました。
礼拝堂の花びんにはキンモクセイが…
とても清々しい香りがします。
礼拝堂には暖かで明るい日差しが降り注ぎます。
そのようにすてきな中で、10月9日の礼拝を過ごしました。

礼拝の中で、「ごく小さい事に忠実な者は、大きな事にも忠実である」という聖書の言葉が紹介されました。

イエス様が、結婚式に出席したときの話。
結婚式が盛り上がっている最中、ぶどう酒が底をついてしまい困っているところ、イエス様は大きな水がめに水をいっぱい溜めさせて、運んでこさせます。
世話人は、「忙しいときになんでそんな無意味なことを…」と思ったことでしょう。
しかし、運ばれた水がめの水は、高級なぶどう酒へと変わってしまうのです。聖書の中に書かれた物語の一つです。

ぶどう酒が必要なのに、水がめにただの水を汲み運ぶことは、小さいことどころか、無意味で無関係なことでした。水道もなければ機械もない時代ですから、大きな労力を無駄に使うようなこと、まったく利益をもたらさないことのはずでした。しかし、その無意味で無関係で無駄だったことが、大きな意味のあることへと変化していきました。その中には神様の業と働きが確かにあったのですね。

私達の生活の中でも、「そんなことやったって意味ないよ!」ということも少なからずあると思います。でも、そんな“無意味で無関係で無駄な”出来事から、実は“大きな意味をもつ確かな一歩”に変わっていくことがあるかもしれません。

そこには“無”から“有”を生み出してくれる神様のはたらきがあるんですね。

毎日の生活をしている中で、時には能率良くテキパキこなしていかなければならないし、またある時にはすぐに結果を出して成果を見せなければならない時もあるかもしれません。慌ただしさ、忙しさに追われてしまい、小さな細かいことに目を向けられないこともあります。
でも、一見意味のないことでも、直接成果に結びつかないようなことでも、じっくりていねいに誠実に向き合っていきたいものだなぁと思いました。
posted by コスモス at 14:09| 日記

2011年09月20日

修養会

今年は9/18、9/19に宮城県大崎市にある鳴子温泉にて行われました。

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今回宿泊したホテル。ひなびた感のある落ち着いた場所でした〜

学びの時では「2011年の伝道を考える」と題して、教会案内を具体的にどんな形に作ったら良いか
話し合われました。今までの集会を通して出し合ってきたアイデアを基に様々な意見が出されました。
この分かち合いを通して、機会を通して伝道や信仰について皆さんの考えを共有したり新たな意見を
聞いたり出来ました。とても有意義な時間だったと思います。

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話し合いの様子

また、今回はホテルの温泉やささやかながら観光にも行きました。
今年は特に震災や原発事故の影響で様々な事があり大変だったと思います。
そんな中で、溜まった疲れを癒せるいい機会でした。
あいにくの雨ではありましたが、地元福島では満足に表で遊べなかった子供達も楽しんでいたように思います。

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観光で立ち寄った場所の一つ。鳴子には間歇泉もあるんですね!

今年は大変な事が重なり修養会もどうなる事かと思ってましたが、なんとか無事に行う事が出来ました。
開催にあたりご協力・支援してくださった皆様に感謝いたします。
posted by コスモス at 17:27| 日記

2011年09月13日

青空市場を開催いたしました

今回も無事に緑ヶ丘仮設住宅で青空市場を行う事ができました。
晴天に恵まれて日差しの暑い中でしたが、多くの方が来てくださいました。

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青空市場の様子


また、うたごえ喫茶コーナーや簡易マッサージも行われご好評のようでした。
時折、笑い声も出てくる場面もあり楽しいひとときだったと思います。

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うたごえ喫茶コーナー♪


本日は、女性連合、花小金井、富士吉田、丸山町、鳥栖などのバプテスト教会の方が駆けつけてくださいました。暑い中本当にありがとうございます。

この働きに何度か関わってきましたが、今まで続け来られたのも連盟に連なる諸教会の方々や支援に関わって下さった方々のご協力があってこそです。本当に感謝です。この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。

これからも活動は継続されますが、支援してくださるお一人お一人の働きが守られますように、被災地の復興、そして被災された方々のこれからの生活の歩みが守られますように改めてお祈りいたします。
posted by コスモス at 23:41| 日記

2011年09月12日

青空市場

明日は緑ヶ丘仮設住宅にて第3回目の青空市場が行われます。
今日も、日本バプテスト連盟の教会の皆様もが来てくださり一緒に準備を行いました。また、支援物資の方も様々な教会や関係者の皆様から送られてきました。皆様のご協力にとても感謝の気持ちでいっぱいです。

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支援物資の仕分けの様子 その1

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支援物資の仕分けの様子 その2

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送って頂いた支援物資の一部

今回も、簡単な喫茶コーナーやマッサージも予定しております。
ささやかではありますが、仮設住宅にお住まいの方々の癒しの機会になれば幸いです。


皆様にとって明日が良い機会となりますようお祈りいたします。
そして、良い天気で過ごしやすい一日となりますように
posted by コスモス at 23:59| 日記

2011年09月11日

テロから10年、震災から半年

本日の礼拝は、宮崎丸山町教会から金子千嘉世先生がいらっしゃり、メッセージをして下さいました。

その中で、震災後の6ヶ月は次の事を毎日考えさせられるとおっしゃってました。

・人の苦難
・生きる事のしんどさ
・命について
・人とどう寄り添っていったらいいのか
・どうやったら人が立ち上がって生きれるのか

私も被災者支援の働きに関わらせて頂いた時に、色々と考えさせられた事でした。

アメリカ同時多発テロから10年、そして東日本大震災から半年となりました。どちらの出来事でも、非常に多くの方々が亡くなられました。
今、直面している出来事として自分に何が出来るのか、この日を覚え深く考え、祈っていきたいと思いました。

また、本日は高知伊勢崎教会からも平林先生がいらっしゃいました。
お二人と礼拝を共にする機会を持てた事をとても嬉しく思います。
posted by コスモス at 23:59| 日記

2011年08月30日

平和記念礼拝

平和記念礼拝今週は、平和について考える平和記念礼拝でした。

礼拝前の教会学校で、子供から大人までひとりひとりが「私が思う平和」を葉っぱの用紙に書き、
礼拝の中で一枚一枚紹介され、一本の大きな木になりました。

これまで、「原子力の平和利用」と謳われ、日本は原発を推し進めてきました。
しかし、今、福島に住んでいる私たちにとって、原発と平和はとても結び付くものではありません。

多くの県民が故郷を追われ、健康被害に怯え、田畑が汚染され、絶望した農家の方や酪農家が自殺をされる現実。

誰かの犠牲の上に成り立つ平和が、本当の平和でしょうか。

廣島先生の礼拝メッセージも平和について熱く語られました。

「まやかしの平和」にだまされず、聖書の語る「真の平和」に聞き従い、平和の木を育てる者になりたいと思わされました。
posted by コスモス at 15:43| 日記

2011年08月28日

花小金井教会のみなさんと

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今日の礼拝には花小金井教会から廣島先生をはじめ6人のみなさんがコスモス通り教会に来てくださいました。

郡山のことを覚えて、4時間かけて駆けつけてくださいました。ありがとうございました!

廣島先生からは礼拝の中で「平和の契約」ということで礼拝の中でメッセージをいただきました。

たくさんのみなさんとともに御言葉を分かち合い、豊かな賛美を捧げられたことを感謝します!

写真は10時からの教会学校の様子です。会議室は教会学校の参加者でいっぱいでした。
posted by コスモス at 14:12| 日記