2014年度を迎えました。本年度もどうぞ宜しくお願い致します。
郡山コスモス通りキリスト教会のある、福島県は未だ原発事故の課題を抱え、
故郷から引き剥がされ避難を余儀なくされている方をはじめ多くの人が震災や放射線の問題と向き合っている場所であります。
震災から三年が過ぎ、日々を重ねるごとに薄れていく記憶と未だ解決の見えない数々の課題・・・
そんな中にこの教会は建たされています。それでも主は変わらずにその時々にかなった励ましと御恵みを私たち教会員に与えて続けて下さいます。
わたしたち郡山コスモス通りキリスト教会は、2014年度より金子千嘉世先生を牧師として招聘し新たなるスタートを致しました。

震災当時、金子千嘉世先生は宮崎丸山町キリスト教会の牧師でしたが、被災直後から日本バプテスト連盟の東日本委員会の現地担当スタッフとして福島・宮城・岩手をはじめとする東日本大震災の被災地の教会、被災地とそこに住む方々と関わってこられました。特に、昨年度は無牧師となった当教会の助言者としてわたしたち教会員とさらに深く関わって下さり、サポートを頂きながら共に労苦を分かち合って下さいました。そのような先生をわたしたちの教会の牧師に招聘することになりましたことは大きな喜びです。
今年度からまた心新たに主の御業、福音を伝える教会として一歩ずつ歩んで参ります。
ここ福島の現状はまだまだ厳しく、課題や懸念事項も山積しています。折に触れ全国諸教会・伝道所の皆さまが祈って下さっていることを伺い、わたしたち教会員一同大きな励みを頂いております。心より感謝申し上げます。
これからも福島をはじめ東北のことを皆さまのお祈りに覚えて頂ければ感謝です。
郡山コスモス通りキリスト教会 教会員一同